先日、銀座Swing にて「タンゴ!タンゴ!」という企画をしました。
久しぶりのタンゴの企画。ボーカルの濱田麗ちゃんの、太くてかっこいい歌声をイメージしたら、企画としてはぴったりでと思ったのです。
見事ハマりました。お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。
タンゴとの出会いは、学生の頃。 私は、学生時代から、いろいろな仕事をさせていただきました。 その中に、タンゴバンドでの演奏というのが定期的にありました。
20cmほどの分厚い譜面セットを、ドーンと渡されて、演奏する曲は、直前。 前の曲が終わるか終わらないかのうちに、次の曲が耳打ちされるわけです。 急遽リクエストが入れば、慌てふためきながら、別のページを必死でめくる。 しかも初見! なーんてことも多々。
リピートマーク、D.S1 D.S.2 Coda1 Coda2、etc... これらの記号を瞬時に見て、憶えなければいけないのです。
頭の中で、出された譜面をカシャっと写真を撮っておいて、弾きながら、その写真を思い出し、早めに予測をする。
いやぁ、鍛えられました。人って切羽詰まると、異常な集中力が増すのね。 すごい集中力で仕事をすると、お腹が空くもので、休憩時間中に行った回転寿司。 記録30皿!でも当時はかなり痩せてました。
最初はバイオリン3本のうちの、3rdバイオリンでしたが、そのうち1stを任されるようになりました。ずっしりと責任がかかると人は成長するものです。ありがたいことです。
その後、月日は経ち、NHKときめき夢サウンドという番組に出演させていただきました。 その時の模様がyoutubeに上がっていてびっくり。
向かって右側の渋いシルバーのミニスカが私。
あれから、うん10年。(きみまろさんのようですが)
未だにミニスカで弾き倒す。
芸風変わらず。
タンゴの歴史は、意外に長い私なのでした。
Comments